No.
18
展示物の名称
越前大野は名水の町
出展者
加藤 隆美



みなさん「北陸の小京都」ってご存知ですか。ご存知ないですよね、福井県大野市。まあ、山に囲まれた地味な小都市ですから、今ひとつ知名度が低いのも仕方ありません。金森長近の築いた越前大野城を基盤に発展した城下町、と言ってもやっぱりぴんときませんか。そうですか。
 そんな町でも全国に自慢できるものが一つあります。市内のいたるところから湧き出る、豊富で美しい水です。そう、越前大野は日本一の名水の町なんです。少なくとも私たちはそう思っています。たかが水と思った方は一度ぜひ当地に来て、そのおいしさを味わってみて下さい。きっと感動すること請け合い。掛け値なしの自然の水の味がしますよ。
 添付した写真(左)のうち御清水と書かれたものは、環境庁が選んだ名水百選にも数えられる泉で、これ「おしょうず」と読みます。殿様の御用水として昔から使われた水で、いまでももちろん飲めます。その名も泉町というところにあるんですよ。
 名水という立て札のある小さな水飲み場(右)は、七間通りにある造り酒屋の店先のもの。通りに面しているので誰でも自由に味わえます。粋なサービスでしょう。名水のおかげで大野は、日本酒の産地としても有名なんです。そうそう、有名と言えば七間通りの朝市は400年の伝統を持つ市で、いまでも農家の人が朝早くから新鮮な野菜を並べています。みなさん、赤カブでも買いに来て下さい。
 この他にも市内にはいくつも湧水池があり、豊富な水をたたえています。いまや水も安全もただでは手に入らない日本ですが、わが大野だけは天からの、いや大地からの恵みに感謝しなければなりません。

名水が町の自慢とは羨ましい限りです。お酒なんかも、さぞおいしいものが出来るんでしょうね。ちなみに私、ビールに焼酎、ウィスキー、何でもOK。日本酒だったら、熱燗より冷酒の方が好きです。…別に催促している訳じゃありませんので、はい。