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竹崎季長が活躍する「蒙古襲来絵詞」や江戸期に描かれた「世界人物図巻」などの絵画資料から、「東アジアの炭鉱写真」といった記録写真まで、九州大学が所蔵する貴重な史料をデジタル化し保管・公開する、ウェブ上のアーカイブス。研究者にも一般人にも魅力的な、珍しい資料がいっぱいだ。鮮明な写真はとにかく一見の価値あり。
これは便利で面白い、岐阜県の情報満載の地域密着型ミュージアム。県内にある20の博物館の所蔵資料データベースでは、様々な資料を検索して閲覧できるほか、ユネスコの世界遺産に登録された白川郷の合掌造り集落に関する情報も豊富。屋根葺きの様子など、貴重な写真は見逃せない。また、河合村の方言についての音声付き解説もおすすめだ。全編にわたって、仮想ミュージアムらしい楽しさが味わえます。
マオマオネット びゅーてぃ博物館[東京美容専門学校]
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あなたもそう、私もそう。美に対する憧れは古今東西、人類共通の望み。ここは、化粧、アクセサリー、美容室関連、美術品、印刷物など、美に関する多様なコレクションをジャンル別に展示する、興味深いミュージアム。展示品の一つひとつから、時代や文化の香りが漂ってくる…。
遺伝学電子博物館[国立遺伝学研究所]
覚えてますか、メンデルの法則を? ここは、遺伝学についての情報を発信するミュージアム。「遺伝学の歴史」や「進化と遺伝」など体系的に分類してあり、見た目のデザインもキレイ。でも、研究者向けサイトなのか、一般人には内容が難しすぎてよく分からないかも…。良い子のみんなには「クイズ遺伝学とアニメ」がおすすめ。
筑後川まるごと博物館[筑後川流域連携倶楽部]
九州一の大河、筑後川。その源流から河口までを一つの壮大なミュージアムと捉え、流域の自然・風土・文化・産業などを、“川と人とのかかわり”という視点で再現する。カラフルなイラストマップもあり、豊富な情報量と美しい画面は、見る人の心を潤してくれる。ライフジャケットの苦手なあなたも、インターネットで川下りをしてみませんか?
心理学古典機器博物館[京都大学文学部]
コツコツと古いフローリングの床に響く靴音、ブラケット灯の暗い輝きが染みのある壁を照らす…。そんなクラシカルな趣のあるミュージアム。明治39年以来、同大学の心理学教室に伝わる実験装置の数々を、視覚・音響など細かく分類し展示してある。一般向きではないが、心理学に興味のある方には貴重なデータベース。でも、ちょっと怖い…?
でんきの不思議[電気学会]
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良い子のみなさーん、ここは電気のことが何でも分かるミュージアムなんでーす。電子レンジでものが温かくなるわけも、テレビの画像が映るわけも、白熱灯と蛍光灯の違いだって、みーんな分かるんです。電気や磁気や電磁波っていう言葉の分からない人には、「でんきのじてん」もあるんです。とにかく楽しいイラストがいっぱいで、いっしょにここで電気の基礎知識を学びましょうねーっ。
名作のふるさと[中央大学文学部・渡部芳紀研究室]
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「地域別文学散歩」という副題のある、北海道から九州までの文学作品の舞台を訪ねる、旅のミュージアム。美しい写真とともに、現地を歩いた克明な記録が記してあり、まるで自分がその場にいるような気分にさせられる。ほかに作家についての概略なども。啄木、賢治、太宰、あの頃読んだ作品をもう一度読み直してみようかな…。
農林水産最新技術情報館[農林水産技術情報協会]
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名前の通り、農林水産モロモロの技術に関する情報を集めた博物館。地味な作りだが内部はとても広く、歩き回って迷子にならないよう注意したい。展示棟では、世界の珍しい昆虫や新しい農作物、色々な花の展示などを行っている。他に、農業技術の発達史なども学べる。
いしかわ森林図鑑[石川県林業試験場]
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都会の生活に疲れた人に、森の香りはいかが。ここは、北陸は石川県の森林の情報を満載した、心休まるミュージアム。「さくら品種図鑑」では「東錦」に「麒麟」「紅時雨」といった百種以上の桜の花を、「いしかわ樹木図鑑」では400種を越える樹木のデータを紹介。他に、花粉症の方は避けて通りたい「花粉図鑑」や、森に生きる動物を紹介する「森のギャラリー」、食用キノコを探すクイズ「こけ取物語」もある。見終わった後は、もう部屋中にフィトンチッドがいっぱい!?
NASDA宇宙情報センター[宇宙開発事業団]
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見あーげてごらん、夜のほーしーをー。最近、星空を見なくなったあなた、宇宙の話でひととき時間を過ごして見ませんか。このミュージアムは、そんな人たちに向けた夢の宝庫。宇宙開発の歴史やロケット・人工衛星から、宇宙の仕組み、星座まで、あらゆる宇宙情報を盛り込んだ「スペースノート」を始め、知りたいことを自分で検索する「スペース百科」、ロケット・衛星・未来図などの写真やムービー、イラストがずらり並んだ「スペースギャラリー」等々、もう、どこかで一休みしたくなるほどの情報量だ。もっとも、解説は平明でイラストも上質、難しい話もずんずん読めてしまうから、思わず引き込まれること請け合い。ところで、スペースシャトルのトイレが掃除機と同じ原理って、みなさん知ってました?
注連縄(しめなわ)の豆知識[注連縄研究会]
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しめ縄って何だろう? そんな疑問を抱く人のための、しめ縄に関する小さなミュージアム。しめ縄の定義についての記述や、全国の神社のしめ縄を分類した「注連縄のいろいろ」「揚げ方のいろいろ」など、データ写真も多くためになる。現代の日本人には、貴重かつ必要な基礎知識かもね。
れとろ看板写真館[街道芸術保存会]
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大塚のボンカレーに金鳥、仁丹などのメジャー級から、忠臣学生服やリリーチウインガムといったマイナー級まで、今ではすっかり姿を消したあのホーロー看板を展示した手作りミュージアム。驚くべきは、全国津々浦々から収集した資料の多さだ。情報の整理もしっかりしており、まさに側面から見た日本の産業史と言える。今後も、貴重な研究を続けて下さい。
津山・城西まるごと博物館[津山まるごと博物館研究会]
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ハコモノだけが博物館じゃない。ここは、町並みや地域に暮らす人々の生業そのものを、一つの博物館として発信しようと言う、岡山県津山市の都市型エコミュージアム構想を、ウェブサイト上で実現させたミュージアム。「コアミュージアム」である「お城山」を中心に、町並みや寺、生業などの情報を盛り込んだ「サテライトミュージアム」、それらを結ぶ街道や路地「ディスカバリートレイル」から成る、ユニークで素晴らしい試みだ。ぜひ、一度歩いてみたくなる街です。



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杉野学園衣裳博物館[杉野学園]東京都品川区
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へぇ〜、これはステキ! 同学園が所蔵する服飾資料を展示した施設のガイドだが、仮想ミュージアムとしての完成度も抜群。西洋・日本・民族と、各資料の解説入りデータベースが完備しており、西洋服飾史の流れが一目で分かる年表もある。また、気に入った衣裳を部分拡大したり、360度回して見たりすることも出来るなど、様々な工夫が各部に施されている。ゴージャスな衣裳にため息を付きながら、人類のファッション文化を再確認してみるのも、たまには必要かも。
電気通信大学歴史資料館[電気通信大学]東京都調布市
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情報通信の歴史を、多くの送受信機器の実物資料と共にたどるミュージアムのガイド。展示案内図からのリンクで、各コーナーに展示された通信機器を見ることが出来る。また、1791年の腕木通信装置に始まり現代に至る、情報通信の略年表も便利。
南山大学人類学博物館[南山大学]愛知県名古屋市
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土器や埴輪といった出土物、東南アジアの民俗資料から、近年のわが国の電気釜、ラジオ、蝿取り機まで、人類学の視点から収集・構成されたミュージアムの手作りガイド。広汎な研究資料はどれも貴重なものなのだろうが、展示場の案内という性格が強いため、一般のネット入館者にはその情報や価値が伝わりにくいのがやや残念。しめ縄作りや和紙の製作工程を紹介する実習コーナーは、一見の価値あり。
放送博物館[NHK放送文化研究所]東京都港区
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日本の放送発祥の地、愛宕山にある放送の歴史をたどるミュージアムのガイド。八木・宇田式アンテナや高柳式テレビなどの日本が世界に誇る発明品を始め、1・2階の展示場を時代順にたどりながら、主な展示物をごく簡単に紹介している。他に、企画展・催し物の案内もある。
東京大学総合研究博物館[東京大学]東京都文京区
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600万点という豊富な学術資料を持つ同大学が、それらのデジタル手法による保存・整理・公開を目指して開設したミュージアムのガイド。リアル(現実)とデジタル(仮想)、二つのミュージアムについての詳細な解説のほか、デジタルミュージアムの技術についても詳述。また、土偶、植物標本、古写真などのデータベースは、調べ応え十分だ。初心者向きとは言い難いが、知識や情報を求める人には十分お釣りの来る、びっしり中身の詰まった総合博物館。
秋田大学附属鉱業博物館[秋田大学]秋田県秋田市
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同大学鉱山学部付属の研究施設として整備されたミュージアムのガイド。鉱物・岩石・化石など多数の標本を、50音による検索方法で紹介している。ただし展示資料の解説などはなく、ネットによる入館者にはなんだか素っ気ない感じもする。他に企画展示の案内などもある。
坪内博士記念演劇博物館[早稲田大学]東京都新宿区
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同大学構内にある、クラシックな外観を持つ演劇に関するミュージアムのガイド。同館で催される企画展や講演の案内、劇団・劇場のリンク集など、魅力ある情報が得られる。中でも特筆ものは、このジャンルのコレクションでは世界一という、4万7千枚もの膨大な収蔵資料を誇る浮世絵の展示。自分で語句を入力しながら検索する「浮世絵閲覧システム」は、一級品のデータベースだ。役者・演目・絵師などの詳細情報も豊富で、歌舞伎ファン以外もついチャレンジしたくなる?
貨幣博物館[日本銀行金融研究所]東京都中央区
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わが国最大の貨幣コレクションを持つ同銀行が、その中から厳選した資料を展示公開する博物館のガイド。古代からの貨幣の歴史をたどる「貨幣略史年表」や、わが国の様々な貨幣を時代順に網羅した「貨幣史」など、解説の質も高く見応えは十分だ。何より、画面に現れる各資料の写真画質は高密度で、アップになった金色の天正大判は思わず触りたくなるほど(ほんと)。他に企画展の案内やQ&A、デジタル史料室、金融に関する論文集などもある。
コンピュータ博物館[東京理科大学]東京都千代田区
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うすらぼけた写真にセンスがあるとは言い難い展示。それでもつい引き込まれて見てしまうのは、なぜだろう…。ここは、同大学の近代科学資料館が収蔵する計算器具を、歴史的視点で構成した古風な博物館。ぜい竹、算盤に、計算尺から電卓、コンピューターまで、とにかく珍しい資料が数多く並んでいる。そこから人類の英知の歩みが、何となく伝わってくる。
東北大学理学部附属植物園[東北大学]宮城県仙台市
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広瀬川流れる岸辺、想い出は帰らず…。そこのイライラ、カリカリしているあなた、たまには静かに森の霊気に浸ってみませんか。ここは、全体が国指定の天然記念物「青葉山」の森から送る、仙台は東北大学植物園のガイド。園内の史跡や、生息する植物・動物の姿を眺めているだけで、心は自然に穏やかになる。散策に疲れたらギャラリーで、「青葉山の四季」を堪能することもできる。資料写真の画質はどれも良好。適量の解説と言い、構成・デザインのシンプルさと言い、細部まで神経が行き届いた屋外ミュージアムだ。見終わったあなたも、ほら、一度現地に行ってみたくなったでしょ?
東海大学海洋科学博物館[東海大学]静岡県清水市
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うーみーはーひろいーなー、おおきーいーなー。ここは、海の科学をテーマに清水市に開設されたミュージアムのガイド。「水族館」「マリンサイエンスホール」「メクアリウム」の3つの展示ゾーンが、平面図や写真などで紹介されている。ちなみにメクアリウムとは、海の生物の動きや機能を再現したロボット(メカニマル)の展示場。同館で飼育される様々な生物やメカニマルのデータが、「きれいな魚」「変わった習性の魚」といったキーワードや、あいうえお順から検索できる仕組みになっている。
滋賀大学経済学部附属史料館[滋賀大学]滋賀県彦根市
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近江商人発祥の地、滋賀県の彦根にある史料館のガイド。古文書や民俗史料など、同館の収蔵する多数の資料の一部をネット上で公開している。看板、鑑札、千両箱など、近江商人に関わる道具類の他に、関連図書の一覧などもある。近江商人を研究したい方は必見。
明治大学付属博物館[明治大学]東京都千代田区
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「考古学博物館」「刑事博物館」「商品博物館」の三つの施設を擁する、複合ミュージアムのガイド。それぞれの施設ごとに、展示の一部を公開している。画面のデザインはきれいで貴重な資料も多そうだが、ネット上で得られるデータ量は少なく、多くの情報を求める訪問者には、もの足りない印象が残るかも。
飛鳥資料館[奈良国立文化財研究所]奈良県明日香村
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古代のロマンと言えば万葉、そして飛鳥。ここは、日本人なら誰もが一度は訪れたい、飛鳥の魅力を満載したミュージアムだ。「飛鳥の石」「飛鳥の古墳」「飛鳥の寺」など、豊富な写真と情報が満載の「バーチャルミュージアム」では、あの高松塚古墳の壁画に描かれた美女たちの全容も分かるし、「エキスパート・データシリーズ」では、水時計や工房など遺跡について専門的な解析を行っている。他に、投稿型の「あすか写真展」や、古代史などの質問に担当者が答える「飛鳥掲示板」などもある。勉強したい人も楽しみたい人も満足すること請け合いの、全体に入館者への温かな視線を感じるミュージアム。



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