●宮城県登米郡登米町

不思議な時間が当たり前のような顔をして流れ、小さな町の中に何層もの時代が堆積している登米。ここでは21世紀のカレンダーも、ちょっと不似合いにさえ見える。かつて石巻との間の北上川舟運で栄えた商業の町で、見事な蔵が多いのもその名残。一方で、伊達藩の支藩だった頃の武家屋敷や、明治期の庁舎や学校なども立派に保存されている。歩くには退屈しない、多様な歴史巡りの楽しめる町だ。
 JR東北本線瀬峰駅よりバス、または気仙沼線柳津駅からタクシーで行く。帰りの土産は、青葉屋のせんべいに限ります。