原風景
ここが原風景だと、はっきり言える場所がある。 今はあまり当たり前の事ではないかもしれない。 家が集まり集落を作り、 集落が集まり村を作り、 連綿と暮らしが続く。 地に近い場所。 過去と現在と未来が集まるところ。 そんな場所が、世界の中からどんどんなくなっていく。
定点観測ということ
もう12、3年前になるが、 画家の中西夏之氏に絵の事をたずねた時、 身体気象観測という言い方をしていた。 定点観測ともいっていた。 僕は隣町から自分の住む町を観察する事で、 その言葉を翻案した。 6年ほど続けていると思う。 上段が町の本体で下段は駅周辺。 川は相模川、桂川、あるいは島田湖と皆勝手に呼ぶ。 なぜこのような不便な町の構成になったかは、ここで説明することではない。 だけど僕にとって、重要な事柄だということ。 我が町を描くことは自画像に似ている。 どのような場所と位置に立って、自分に向かい合うか?
美術教室
二年程前から、自宅で美術教室をひらいている。 子供から年配の方まで、基礎のデッサンを中心に勉強している。 初心者も経験者も同じメソッドを使うよう、こころがけている。 まず、物を見ること(観察)。 そして、見ないこと(再構成)。