大正12年
縦
275/横398/ミリ
佐藤暖房機株式会社
大正12年(1923)9月1日に起きた
関東大震災は、死者・行方不明14万2千8百名、全壊建物12万8千棟、全焼建物44万7千棟という、わが国にとり未曾有の大災害であった。中でも、佐藤商店(当時)のあった入谷を始めとする上野・浅草・本所といった下町一帯は、地震後に発生した猛火で一面の焼け野原と化した。
この帳簿は、店の焼け跡を片付けていた松市が、偶然に発見したもの。景気の好かったその年の収支が、細かな字で克明に記してある。震災で亡くなった妻・ナオの字も、ところどころに見られる。
9.震災で焼けた帳簿