大正11年6月に開発に成功
横幅960/高さ990/ミリ
佐藤暖房機株式会社

ドイツのユンケル社の高性能ストーブをモデルに、佐藤松市が試作品の開発にまでこぎ着けた、初の貯炭式ストーブ
従来のダルマ型ストーブに比べ、給炭の頻度が少なくてすむのと、放熱効果の高さなどで、画期的な新製品となるはずだった。だが、増産体制が整ったばかりの、翌大正12年の大地震により、社屋は焼失し会社は壊滅的な打撃を受ける。結局、日の目を見ぬまま終わった「幻の名機」だったが、その性能やデザインのスマートさは、昭和2年製造の「興国2型」に引き継がれた。


8.貯炭式ストーブ「大衆11型」